昇段の後が大事


2008年4月29日 会代表:田中弘文


   4月は新入学・新入社と多くの若い人たちが期待に胸躍らせて新しい環境に飛び込んだ時期である。 そして希望の学校・会社に入るために試験と言う試練を乗り越えただけに喜びも大きいと推察します。
   4月6日実施された神奈川県剣道連盟春の居合道審査会には町田居合道研究会発足以来最多数の17名が受審し、全員が合格、昇段・昇級した。 三段3名、二段5名、初段5名、一級4名である。
   近年、剣道連盟新規加入者の減少が叫ばれておりますが、居合道界に新しい人たちが多く参入することは誠に喜ばしい事です。 町田居合道研究会の隆盛を誇りたいと思います。 昇段者に願う事は、志を立て居合修業の道を選んだからには、末永くこの道を精進して、日本伝統の武道を次の世代へ引き継いで欲しいと念願しております。
   昇段した人たちは、段位にふさわしい居合技を身につけていると認められたわけですがそれに甘んずる事無く、次の階段に上がれるよう今一度初心に帰って、稽古を積み重ねて欲しいものです。

   今年の「和の会合宿研修」に於いて主任講師の範士山崎正博先生より次のような御教示をいただいた。

   「大切な事は謙虚に、自己判断に陥らず正しい技法(刀法+心法)を学ぶ姿勢であります。 これからの稽古方法としては、(動から静に、静から動に静止する)ブレのない強い足腰を鍛えることが肝要であります。 それには、原点に返り、素振りの中で手の内の強さを知り、そして正確な素振り又は刃筋、前後・左右へのスピードのある体裁きを行える方法を探り、柄への手のかけ方・鞘引きの練りなどをたゆまず鍛錬することによって間違いなく現能力以上のレベルに達することが出来得るものであると確信至しております。」

(2008.4.29)

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