心技体


2007年10月2日 会代表:田中弘文


   神奈川県剣道連盟秋の居合道審査会が9月30日(日)県武道館で実施された。
町田居合道研究会の会員12名は、一級6名、初段2名、二段3名、三段1名が審査に臨み、全員合格した。 元祥館本部のN君は残念ながら四段に合格しなかった。 そしてもっと残念なことは会の最古参であるW君が四段受審をせず欠席したことです。
   居合修行の道は、昇段審査に合格すること、大会に優秀な成績を収めることが目的ではなく それは、長い修業の一環であり、稽古の励みとしての一つの目標に過ぎません。
   居合の道は「心を練ることが第一」と亡き妻木正麟先生に教わった。
剣道の理念は「剣の理法の修練による人間形成の道である」と示している。
   審査に不合格となった時は、本人は悔しいし、残念に思うであろうが そこから何かを学び次にそのことを活かす努力をする。 その努力と工夫と心の鍛錬が修業の目的である筈だ。
   審査を受けなければ何も始まらない、修行にとって何も収穫が無い、ただ、むなしさだけが残る。 人間形成に何もプラスとならない。

今回の審査会で感じたことは、三段までは師匠や先輩の教えを素直に受け止め、真面目に稽古をしていれば技は審査基準に到達できる。 しかし、四・五段の段位になると技のレベルアップだけでなく体と心が伴わないと合格にならない。
   不合格となった四・五段の受審者に目立つたのは、 場の雰囲気に飲まれてしまう精神面の弱さ(心)と下半身の弱さ(体)でした。 心と体が未熟なため剣技は冴えないことになる。したがって審査合格にならない。 この心技体は普段の稽古と日常生活の態度で決まる。
   町田居合道研究会の会員は日々自己チェックをして欲しい。

(2007.10.02)

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