師恩感謝


2007年9月12日 会代表:田中弘文


   わが師吉成元祥先生は、今年居合道・剣詩舞道暦45周年を迎えられた。 そのお祝いの会「師恩感謝45周年記念祝う会」が9月1日足柄温泉いこい村ホテルで催された。 先生の直弟子・孫弟子を中心に内輪の会であったが招待客を含め合計53名参加され、 居合・剣舞・詩吟・日本舞踊・歌など賑やかな出し物があって、とても楽しい宴会となり、 先生を初め参加者も大いに楽しんだ宴でありました。

   私が、元祥館道場に入門したのは12年前の平成8年夏でした。 入門の動機は、当時私は剣道連盟三段位で田宮流町田支部に属し、 国士舘大学居合道部の学生たちと一緒に小学校の体育館や国士舘大鶴川校舎の剣道場で週1〜2日稽古をしていたが、 翌年四段審査を控えて、自分の居合の技を一段上のレベルに引き上げる必要性があると痛感していた。 そこで予て尊敬していた流派の大先輩吉成元祥先生は宗家妻木正燐先生の直弟子として「位の田宮・美の田宮」の田宮流居合術を伝承され、 その奥義を最も具現されておられる先生であると考え、吉成先生の居合技・居合道修行に対する心構えを一から学びたいと考え入門したわけです。
   吉成元祥館道場は、小田急線新松田駅にあり、私の自宅のある玉川学園前駅からは片道約1時間かかりますが、 毎週1回の稽古が待ち遠しく今日まで楽しく道場に通っています。 先生の指導は一対一の個人指導で、礼法から刀の扱いまで丁寧に且つ厳しく教えていただいた。先生の指導の基本は

   @.礼法(作法)は丁寧に
   A.下半身(足・膝・腰)で居合をする
   B.手の内は柔らかく
   C.動作は対敵意識をもって、気迫をこめて
   D.抜き付け・抜き打ちは鞘引きが重要(鞘の内の勝負)
   E.大きな振りかぶりからの切り下げ
   F.残心はゆっくり位をもって美しく

であります。ご指導いただいてから12年間、未だに吉成先生の居合技が充分身についていないことを痛感しています。 先生から学んだことは居合技に限らない、武道精神・修業の心構え・田宮流の伝統などであります。特に

   @.礼節を尊び、和を大切にする、目上に対する挨拶を大切に
   A.積極的に他流を学べ
        その為に各種大会・講習会・研修会には積極的に参加し練磨せよ
   B.田宮流を伝承する後輩を育てよ

など多くのことをご教授いただいた。 そして、町田居合道研究会の会員たちにこの吉成先生の教えを後輩たちに伝承していこうと日々奮闘努力しているところです。

   吉成先生はまだ78歳、益々健康に留意され、50周年、60周年のお祝いの会が開催できるよう 元祥館門下生一同念じております。


(2007.9.12)

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