
全日本剣道演武大会に初出場
京都で毎年5月に開催される「全日本剣道演武大会」は、今年103回目となりますが、
この歴史ある大会に私は初出場しました。
全剣道人が憧れるこの大会は明治28年武徳祭大演武会の名称で第1回が催され、
戦中戦後の8年間を除き毎年京都武徳殿で開催されてきた。
今年は5月2・3・4・5日の4日間、各種の形(古武道)、薙刀、杖道、居合道、剣道に分かれて演武と試合が行われた。
全国の剣道人が1年間の修練の成果を披露する演武大会として、また全国剣士の交歓の場として普及し、
今日に至っている本大会だが、出場出来るのは六段錬士以上と定められているが、昨年の出場者実績は、
剣道2,071名、居合道739名、杖道122名、なぎなた81名、各種形110名合計3,123名と盛況でこの時期京都の町は武道人で賑わう。
居合道は錬士の演武から始まる。出場者は東と西に別れて、7名ずつ14名が一緒に演武をする、
私の出番は東の15番で、三組目であった。武道人として憧れの場所で演武をするという喜びの気持ちを5本の居合技に込めて精一杯の演武を披露した。
出場の感想としては、武徳殿全体の重厚な雰囲気と床の踏み心地は歴史の重みを感じさせ、伝統文化の継承をしたという感動があった。
翌日は、武徳殿に隣接する京都市武道センターで行われた居合道最高段位の「八段審査会」を見学した。
全国から集まった八段審査の受審者は206名であった。
第一次審査は年齢順に2会場に別れ、4名1組で制定居合指定技7本を演武する。
指定技は「前・後ろ・受け流し・諸手突き・添え手突き・四方切り・総切り」であった。
全体的な感想は、約30%の受審者はさすがに素晴らしく、風格・姿勢・足捌き・体捌き・技の正確さ・切りの迫力など、
長年の修業の深さを感じさせる演武で誰が合格してもおかしくないと思われた。
1次審査に合格した者は、古流7本の自由技で審査に臨み、結果10名の合格者で、合格率4.9%であった。
私も八段審査を受ける日が来るのであろうか。その日が来ることを信じて明日からの修業に励もうと心に誓い、京都を後にした。