新人


2007年4月4日 会代表:田中弘文


   私の住む町田市玉川学園は今、桜が満開、今日は玉川大学の入学式で新大学生が駅改札前にあふれている。 巷では新社会人が希望に心を躍らせ、ちょうぴり不安な気持ちで人生のスタートをした時期です。 この若者たちが明日の日本を担って行くのです。

   町田居合道研究会は、昨年暮れから2月末までに11名の新入会者があった。 短期間にこのように多数の入会希望者が続いたことは、会設立以来始めての出来事である。
   入会者の大半は武道経験がまったくなく、ただ、武道・剣術に憧れ、刀剣に惹かれ、 日本古来の文化に魅力を感じたことが皆共通した入門の動機である。
   そして、男性7名、女性4名の新人は、年代も50代の武道経験者1名を除き 他の10名は10代〜30台前半の若い世代で、一気に町田居合道研究会の平均年齢が若返り、 何よりも次代の居合道の担い手として、期待できる方達であります。
   入会者全員がインターネットで「machida-iai.com」のホームページを検索して興味を持ち、稽古場所に見学に訪れ、 会員たちの居合稽古を見て、その緊張感のある演武の迫力と流れるような美しい居合動作に惹かれて入会を決めたという。

   巷にあふれている趣味の会やスポーツクラブや同好会と同一視した入会動機ではないと思うが新人との共通の絆は何なのか、 仲間意識や気楽な習い事意識を持たないようにいろいろ思案した結果、次の「会の定め」を制定した。

「会員5つの誓い」

1、 私は、「剣道理念」を信条とし、「居合道修練の心構えを」修業の目標とする
      ことを誓います。

2、 私は、礼に始まり礼に終わるの武道精神を尊び、常に素直な気持ちで稽古に励む
      ことを誓います。

3、 私は、武道の先輩を常に敬い、後輩に対して思い遣りの心を持って接する
      ことを誓います。

4、 私は、日本の伝統文化を受け継ぐものとして、正しい日本語、正しい所作を尊重する
      ことを誓います。

5、 私は、世間の道理に背かない
      ことを誓います。

   この新人達が立派に精進上達して居合の道を正しく歩んでゆけるよう育てることが私たち指導者に課せられた使命であるとその責任の重大さを痛感しております。

   神奈川県剣道連盟春の居合道審査会が4月1日(日)県武道館で実施された。
町田居合道研究会の新人会員11名の内、10名が1級審査に臨み、9名が合格した。
   入会後2ヶ月弱でこの審査会に臨んだ大半の新人達の健闘を大いに称えると共に、
 吉成元祥館長を始めご指導いただいた諸先生、諸先輩に深く感謝申し上げます。
   この昇級は長い居合道修業の一里塚でありまして今後も地道な稽古を続け、一層の自己鍛錬を心掛けていただきたいと念願しております。

(2007.4.3)

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